熱帯魚をもっと知ってアクアリウムを楽しみましょう!
熱帯魚にはたくさんの種類があります。大きさや色合いはもちろん、水槽の上部を好んで泳ぐ魚も居れば底の方でじっとしていることが好きな魚も居ます。
それぞれの魚の特徴や習性を理解することで、今よりももっと楽しいアクアリウムライフが待っているはずです。
魚について知ることで、リスク回避にもなる
魚について知ることは、楽しむためではなく魚の為にもなります。その個体によっては相性が悪かったり、一緒に混泳させるのが難しい魚の種類もあります。しっかりと知識を付けて、魚にも優しい環境づくりを心掛けましょう。
グラスキャットについて
① 概要
- 原産地: グラスキャットは、タイやマレーシアなど東南アジアが原産地です。
- どのような魚か: 透明な体が特徴の小型のナマズで、水中で優雅に泳ぐ姿が美しいです。
- 日本での知名度: アクアリウム愛好家の間では人気があり、そのユニークな透明な体で知られています。
- 似ている魚: 透明度が高いため、他の透明な魚や小型のナマズ類と見た目が似ていますが、グラスキャット独自の特徴があります。
② 特徴
- 体色や大きさ: 体は透明で、最大で10cm前後まで成長します。長いヒゲがあり、ウロコはありません。
- 食性、生態: 雑食性で、小型の甲殻類やプランクトンを食べます。群れで泳ぐ習性があり、夜行性の傾向もあります。
- 寿命、繁殖: 寿命は3〜5年程度で、繁殖はアクアリウムでは難しいとされています。
③ 飼育方法
- 水槽の大きさ: 30cm以上の水槽で、できれば5匹以上を群れで飼育することが理想的です。
- 適正水質、混泳難易度: 水温は24度〜27度が適しており、ph6.0〜7.5の弱酸性を好みます。他の穏やかな魚との混泳は可能ですが、飼育環境によっては注意が必要です。
- 水流、その他: 水流は弱めが好ましく、水槽のレイアウトでは水草を多めにして、遊泳スペースを確保することが大切です。
アクアリウム初心者の方でも、これらのポイントを押さえておけば、グラスキャットの飼育を楽しむことができるでしょう。何か他に知りたいことがあれば、お気軽にお尋ねくださいね。
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