【エンゼルフィッシュ】優雅な姿と名前が印象的!意外に気が強い一面もあるエンゼルフィッシュ

小型魚

熱帯魚をもっと知ってアクアリウムを楽しみましょう!

熱帯魚にはたくさんの種類があります。大きさや色合いはもちろん、水槽の上部を好んで泳ぐ魚も居れば底の方でじっとしていることが好きな魚も居ます。

それぞれの魚の特徴や習性を理解することで、今よりももっと楽しいアクアリウムライフが待っているはずです。

魚について知ることで、リスク回避にもなる

魚について知ることは、楽しむためではなく魚の為にもなります。その個体によっては相性が悪かったり、一緒に混泳させるのが難しい魚の種類もあります。しっかりと知識を付けて、魚にも優しい環境づくりを心掛けましょう。

エンゼルフィッシュについて

① 概要

原産地: エンゼルフィッシュは南米のアマゾン川原産の魚です。この川は非常に大きく、多くの支流があります。

どのような魚か: 独特のひし形の体を持ち、天使のように美しいひれが特徴です。そのため、“エンゼル”(天使)と名付けられました。

日本での知名度: 日本では非常に人気のある熱帯魚で、多くのアクアリウム愛好家に飼育されています。

似ている魚: 形や色が似ている熱帯魚は多くありませんが、同じシクリッド科の魚たちと外見が似ていることがあります。

② 特徴

体色や大きさ: 体長は約12~15cmに成長し、体高は15cm~30cmほどになります。野生種は銀白色で、体側に褐色の横しまがありますが、品種改良された飼育個体は色や模様が多様です。

食性、生体について: 肉食性が強く、小型エビや小魚などを食べます。しかし、飼育下では小型魚用の餌やフレーク状の餌で十分です。

寿命、繁殖: 寿命は約5~10年程度です。産卵は岩や水草、水中に垂れ下がった木の葉などで行われ、オスとメスは卵と稚魚の世話をします。

③ 飼育方法

水槽の大きさ: 長い背びれと胸びれを含めると、体高が20cmを超えることもあるため、終生飼育には高さ45cm以上の水槽が必要です。

適正水質、混泳難易度: 弱酸性から中性程度の水質が望ましく、pH6.0~7.5、水温は26~30℃が適切です。混泳は可能ですが、小型の魚は捕食対象になることがあるため注意が必要です。

水流、その他: 自然環境では水流の弱い地域に生息しているため、水槽内の水流も穏やかに保つことが大切です。また、水草との相性が良く、特にアマゾンソードはエンゼルフィッシュの隠れ場所や産卵床にもなるためおすすめです。

エンゼルフィッシュは美しいだけでなく、飼育も比較的容易なため、アクアリウム初心者にもおすすめの熱帯魚です。始める際は、上記のポイントを参考にしてみてくださいね。

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