熱帯魚をもっと知ってアクアリウムを楽しみましょう！
熱帯魚にはたくさんの種類があります。大きさや色合いはもちろん、水槽の上部を好んで泳ぐ魚も居れば底の方でじっとしていることが好きな魚も居ます。
それぞれの魚の特徴や習性を理解することで、今よりももっと楽しいアクアリウムライフが待っているはずです。
魚について知ることで、リスク回避にもなる
魚について知ることは、楽しむためではなく魚の為にもなります。その個体によっては相性が悪かったり、一緒に混泳させるのが難しい魚の種類もあります。しっかりと知識を付けて、魚にも優しい環境づくりを心掛けましょう。
アロワナについて
① 概要
- 原産地: アロワナは南アメリカ、オーストラリア、東南アジアの淡水域に生息しています。
- どのような魚か: アロワナは大型で、古代から変わらぬ姿を持つ肉食の魚です。水面近くで生活し、飛び跳ねて獲物を捕まえることができます。
- 日本での知名度: 日本では、その美しさと独特の形から観賞魚として非常に人気があります。
- 似ている魚: アロワナは独特の外見をしているため、他の魚と間違えられることは少ないですが、形や生態が似ている古代魚に「ビチャー」という種類があります。
② 特徴
- 体色や大きさ: アロワナは種類によって色が異なり、銀色、黒、赤、金色など様々です。大きさは種類にもよりますが、最大で1メートル以上に成長することもあります。
- 食性、生態: 主に肉食で、小魚や昆虫を食べます。水面近くで獲物を待ち伏せし、素早く飛び出して捕食します。
- 寿命、繁殖: アロワナの寿命は10年以上と長く、繁殖も飼育下で可能ですが、繁殖させるには経験と知識が必要です。
③ 飼育方法
- 水槽の大きさ: アロワナは大きく成長するため、150cm以上の水槽が必要です。
- 適正水質、混泳難易度: 温度は28°C前後、pHは種によって異なりますが、一般的には中性から弱酸性が適しています。混泳は大型魚や攻撃的でない魚となら可能ですが、小型魚は食べられてしまう可能性があるため注意が必要です。
- 水流、その他: アロワナは水流がある程度ある環境を好むため、水槽内に適度な水流を作ることが推奨されます。また、飛び跳ねることがあるので、水槽にはしっかりとした蓋をすることが大切です。
アロワナは見た目の美しさだけでなく、飼育する楽しさもある魚です。しかし、その大きさと飼育環境には十分な注意が必要です。初心者の方は、飼育に必要な設備や環境を整えることから始めましょう。
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