熱帯魚の病気『転覆病』についての解説

魚の病気

アクアリウムの天敵、魚の病気について知る

アクアリウムを始める場合に避けて通れないのが、魚の病気です。可能であれば常に健康な状態を保つことが望ましいことですし、病気になってしまったらすぐに対応することが重要です。

また、病気の原因は細菌によるものや、飼育環境、魚のストレスなど様々な原因があります。魚が病気になる背景を理解して事前の対策を講じることが出来ます。

転覆病について

症状

  • 初期段階では、魚がふらふらと泳いだり、止まった状態で浮いてしまうことがあります。
  • 進行すると、魚はお腹を上にして逆さまになったり、横向きになったり、沈んでしまうこともあります。

特徴

  • 転覆病は、特に体の丸い金魚に発症しやすいとされています。
  • 症状が進むと、魚は安定して泳ぐことができなくなります。

原因

  • 浮き袋の異常や消化器系統の不良が主な原因とされています。
  • 水質の悪化や水温変化、ストレスなども転覆病を引き起こす可能性があります。

対策

  • 水質を改善し、適切な水換えを行うことが重要です。
  • 早期発見の場合は、エサの量を減らし消化を促すことが効果的です。
  • 塩浴療法も一般的で、水槽の水10Lに対して50gの粗塩を加えることが推奨されています。

転覆病は完治が難しい病気ですが、適切な対応と管理で改善することが可能です。日々の観察と早期対応が鍵となります。

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