熱帯魚の病気『ディスカス病』についての解説

魚の病気

アクアリウムの天敵、魚の病気について知る

アクアリウムを始める場合に避けて通れないのが、魚の病気です。可能であれば常に健康な状態を保つことが望ましいことですし、病気になってしまったらすぐに対応することが重要です。

また、病気の原因は細菌によるものや、飼育環境、魚のストレスなど様々な原因があります。魚が病気になる背景を理解して事前の対策を講じることが出来ます。

ディスカス病について

症状

  • ディスカスやエンゼルフィッシュに見られる病気で、体が黒っぽくなり、傾いて泳ぐことがあります。
  • 症状が進行すると、体表から白濁した粘液が分泌され、最終的には死に至ることがあります。

特徴

  • ディスカス病は細菌感染によって発症します。ディスカスやエンゼルフィッシュに特有の病気で、感染力が非常に強いため、感染した魚は迅速に隔離する必要があります。

原因

  • 主に細菌感染が原因で発症します。水質の悪化やストレス、水温の急激な変化などが病気の発生に関与しています。

対策

  • 感染した魚は隔離し、pHを4.5程度に下げ、水温を32度程度まで上昇させて薬浴を行います。
  • 1週間様子を見て完治しない場合は換水を行い、再度薬浴をします。
  • 病気が完治したら、徐々にpHを元に戻し、病気が発生した水槽は洗浄します。

ディスカス病の予防には、水温とpHの管理が重要です。水温は28℃以上を保ち、pHは安定させることで、病気のリスクを減らすことができます。また、信頼できるショップで健康なディスカスを購入し、定期的な水質チェックと適切な飼育環境を整えることが予防につながります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました